【今日のわたし】007:友達を傷つけるようなことをいってしまいました。でも、そのときは気づかず、あとになって気になり始めました。どうしますか?
ふだんのちょっとした行動から、その背後にあるあなたの思いや感じ方・考え方をもみほぐし、あなたの心をほぐしましょう。
第01問
友人と話していて、ふと相手を傷つけるようなことを言ってしまいました。でも、そのときは気がつかなくて、友人と別れて家に帰ってからそのことに気づいたあなたです。気づいたときのあなたの反応は?そして、あなたはこの後どういう行動をとる?
友人にメールか電話をして、「あんなこと言ってごめんね」と謝まり、傷つけるつもりはなかったことを理解してもらおうとする。
言ってしまったことはもうひっこめられないので、これで友人から嫌われ友人との付き合いが終わってしまっても仕方がないと思う。
そのことには触れず、この次連絡を取ったときに、友人が喜びそうなことを言ったりしたり、何かプレゼントをするなどして、挽回する。
診断結果
誰でも、悪気はなくてもつい口が滑ってしまい、他人を傷つけるようなことを言ってしまうことがあるものです。そんなときの反応から、あなたの心の中にあるものを探ってみましょう。
あなたは友人を思いやるというよりも、自分の感情が収まらないとどうにも落ち着かないのではないでしょうか?あなたの「思いやり」は他人に対するよりも、いちばん自分に向かっているようです。他人を傷つけることより以上に、自分自身が傷つくことを恐れているのではないでしょうか? もちろん、あなたの友人があなたの気持ちを汲んで許してくれることもあるでしょうが、人によっては思い出したくもないことを蒸し返され、二重に傷つけられたように感じるかもしれません。相手を思いやるならむしろ、自分のなかで沸き起こる感情に耐え、自分の胸にしまっておいた方がいい場合もあります。
誰でも、悪気はなくてもつい口が滑ってしまい、他人を傷つけるようなことを言ってしまうことがあるものです。そんなときの反応から、あなたの心の中にあるものを探ってみましょう。
あなたは友人との絆を心から信じることができない人のようです。人間関係は何かあるとすぐに切れてしまうものだと刷り込まれているのではないでしょうか? 自分は愛されないのではないかという思いこみがあるのかもしれません。そういう刷り込みや思い込みはいったいどこから来るのだろうかと、思いを巡らせてみるのもいいかもしれません。もしかしたら、過去に愛着のある人との辛い別れなどを経験したことがあるのかもしれません。素直に自分の心と向き合えば、少しのことでは途切れることのないつながりやそのつながりからくるぬくもりや愛が、あの人この人と関係のうちにあることに気づくでしょう。
誰でも、悪気はなくてもつい口が滑ってしまい、他人を傷つけるようなことを言ってしまうことがあるものです。そんなときの反応から、あなたの心の中にあるものを探ってみましょう。
あなたは友人とのかかわりはそう簡単に切れるものではないと思っているようです。出会った人とは肯定的に結びつき、その人との絆や日常の付き合いを大事にしていきたいと思っているようです。人に好かれたいという気持ちが強いのでしょう。そして、あなた自身、人が好きなのかもしれません。人から好かれるために、相手の機嫌を取るようなことをしていませんか?ただ、人によってはあなたのそういった言動を無神経と思い、あなたがよかれと思って言ったりしたりすることにも、むしろ眉をひそめているかもしれません。あなたはきっと、お人よしなのですよ。ちょっとした言葉や他人の態度に、繊細に反応し、傷つきやすい人もいることを知っておきましょう。