2018年12月30日(日)
本能タイプでわかる上手な人との付き合い方ー5
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どうしてあの人たちはつながりたいのか?
本能タイプでわかる!上手な人との付き合い方-5


本能タイプ別 ライフスタイルと人づきあいの特徴 


【自己保存本能優位 SPタイプ】

 まず、自己保存本能(Self-Preservation Instinct)優位の人について。以下、Self-Preservation (自己保存)のSとPをとって、SPタイプと呼ぶことにしましょう。

 自己保存本能とは、自分のテリトリーを守り、居場所を確保する、いわば巣作り本能のようなものです。SPタイプは、安心安全でいられる居場所を求めます。住むところや生活する場所は、チェックリストにもあるように、慣れ親しんだところが快適で、つきあう人も昔から知っている人が気楽です。

 あまり出歩かず、家にいることが多ければ、人と知り合う機会は少ないでしょう。家族や親せきなど、身内のつきあいが中心になっているかもしれません。たとえ、外で活動し、仕事をしていても、たいていは家と職場との往復といった生活になりがちです。

 SPタイプの人は、安心して暮らせるだけの財産を確保しておこうとします。人によっては、無駄遣いせずにコツコツ貯金し、モノを大事に長く使おうとするでしょう。お金やモノをため込む傾向があります。

 人が大勢集まる場所に出ることには気おくれを感じ、社交の場にはあまり出たがりません。人づきあいそのものを苦手と感じていることでしょう。

 SPタイプの人は、新しいものや変化を受け入れにくく、考え方もどちらかというと保守的です。インターネット環境は日々変化し、スマホや携帯、モバイル端末も次々と新しい機種や仕様が出てきています。便利になってきている反面、操作の仕方などもいろいろ覚えないといけないことがあります。

 SPタイプの人は、こういうことにも苦手意識をもっていることが多く、使いこなすまでに時間がかかりそうです。

 それに、自己保存本能は安心安全を求める本能でもあります。インターネットに接続し、カードで買い物をしたり、ネットバンクを開設することには危険を感じるでしょう。個人情報の漏えいやフィッシング詐欺などを恐れて、そういったものは利用しないという人もいるかもしれません。

 SPタイプはSNSなども、信頼のできる限られた人とだけ交流するといったやり方になりがちです。自分の写真やアクティヴィティを、どんどん公開するということはなさそうです。危険やリスクは、できるだけ避けたい人達です。

 SPタイプの人はあまり派手好みではありません。むしろ、地味なものを好む傾向があります。

 SPタイプ、SXタイプ、SLタイプとグループ分けをした時の比較ですが、SPタイプの人は他の本能タイプより地味に見えることが多いです。



【 性的本能優位 セクシャルタイプ】

 次は性的本能が優位なタイプについて。以下、セクシャルタイプ=SXタイプと呼びましょう。

 SXタイプのいちばんの特徴は“目ヂカラ”です。性的本能は本来、何か魅力的なものに強くひきつけられるエネルギーです。

 と同時に、自分に相手の関心をひきつけようとする周波を発するものです。SXタイプの人は、魅力的なものを求めて、好奇心に満ちた黒々と輝くまなざしで、周りの世界を見回しています。

 ですから、チェックリストにもあるように、「人とよく目が合う」というのは、いちばんわかりやすいSXタイプの人の特徴なのです。好奇心いっぱいのときは、瞳孔が開き気味になっています。つまり、黒目がちの目になります。それは生理的には興奮しているときのまなざしです。

 もし、目が合った対象が、恋の対象となりうるような魅力的な人物であれば、即座に恋に落ちるでしょう。ひとめぼれしやすいタイプと言えます。

 SXタイプは、わくわくドキドキを求め、ときには危険な冒険にすら魅力を感じるでしょう。たとえ性格的には内向的な人でも、とても好奇心旺盛で、ときに非常に情熱的でアグレッシブになりえます。

 私達は何かに夢中になることを「今、○○にはまっている」と表現します。SXタイプの人は、物事にはまりやすい人でもあります。

 熱中しやすい人はまた、“冷める”人でもあります。冷めやすいかどうかは、本能ではなく性格の傾向で、冷めやすい人もいれば冷めるまでに時間のかかる人もいますが、“冷める”感覚がわかるはずです。

 夢中になっていたことも、いったん冷めてしまえば、情熱はもどらないというのは同じ。SXタイプの人の特徴です。

 夢中になっていた対象は、チェックリストにあるように、「まるで魔法が解けたように」輝きを失ってしまうのです。この設問は、SXタイプ以外の人は、意味がよくわからないと言います。

 人づきあいの特徴は、“1対1”を好むところにあります。なぜかというと、自分と波長の合う人と親密なつきあいがしたいからです。みんなが会話に加われるようなグループづきあいでは満たされません。

 SXタイプにとっては、表面的な付き合いに感じられてしまうのです。1対1であれば2人の間で興味のあることを話せるし、そこで深い話ができたと感じると、それが充実感や満足感につながります。

 もっとも、いくら1対1がいいといっても、魅力を感じない人と1対1の時を過ごすのはあまりにもつまらないと感じられ、耐えられません。

 たとえば、立食パーティや懇親会などでは、多くの参加者に関心を向けるのではなく、その中でいちばん話の合いそうな人、面白そうな人に集中的に注意が注がれます。

 あなたがSXタイプなら、グループで集まりみんなで話をした帰り、それだけではなんとなく物足りなくて、そのなかでいちばん波長が合うと感じた人や話が弾んだ人と、「どう、もうちょっと話していかない?」と誘いたい気分になるのではないでしょうか。






【 社会的本能優位 ソーシャルタイプ】

 3番目は社会的本能会的本能(Sexual Instinct)優位のタイプについて。以下、ソーシャルタイプ=SLタイプと呼びましょう。

 SLタイプの人は、人とのつながりを求めます。文字通り、社会性が発達しています。チェック項目にもあるように、家の中にじっとしているよりも、外に出て人と会っている時間や人と一緒に活動している時間が長く、そういう時間こそ有意義だと感じられるでしょう。

 仕事に限らず、人とのつながりが保てるような活動に、多くの時間を費やすでしょう。いわゆる「おつきあい」の場に出ることも、人づきあいには必要で大切なことと考えており、冠婚葬祭の席などには出席するのが常識と受け止めています。また、そういう場に自分が招かれることを誇りに思うでしょう。

 SLタイプは、集団の中での自分の立場や役割を果たそうとし、集団の利益のために働くことを厭いません。個人も全体の中の一員であるという意識があり、自分が所属する組織や団体、グループの一員であることに帰属意識を持っています。自分がその一員であることに誇りを持てるような集団に属することが高い帰属意識につながります。

 SLタイプの人は、SNS(まさにその名の通りソーシャル・ネットワーキング・サービス)を積極的に活用しようとするでしょう。出会った人とはSNSでつながりを保ち、SNSでつながりのある人とはそのつながりの輪を広げていこうとするでしょう。

 こういったツールは、パーティや研修会、さまざまなイベントなどへの参加の呼びかけや招待もできます。そういうものを利用しない手はありません。

 人と会うことが苦ではなく、好んで人が集まるような場所にでかけ、多くの人と一度に出会えるような活動をし、出会った人とつながろうとすれば、おのずと友達の数は増えていくことになります。「紹介の紹介」で、ますます知り合いが増えていきます。

 友達の数がいちばん多いのは、このSLタイプの人達でしょう。

 SLタイプの人は、SXタイプのような1対1のつきあいはあまり好みません。誰とも等距離でいようとします。一人ひとりに向けられるエネルギーは、それだけ軽やかなものとなります。パーティや懇親会の席などでは、そこに参加しているなるべくたくさんの人と挨拶を交わし、さしさわりのない会話をします。

 もし、そういう場で一人の人につかまり、長く話し込まれると、居心地悪く感じるでしょう。深刻な話は避けようとします。皆がいる場所では、あまり深刻な内容の会話はふさわしくないと思っているからです。

 それでも相手に話し続けられると、気がそわそわし、周りの人がどうしているかと、周囲に気を配らずにはいられないでしょう。ひとりの人と話していても周囲に目を泳がせてしまいます。

 立食パーティの席などで、あちこち移動し、いろんな人と挨拶がてら軽い会話をした後、すぐまたその場を離れ別の人のところに挨拶に行くのが自然にできる人は、SLタイプとみて間違いないでしょう。

 これがSXタイプなら、誰かと熱心に話し込んでいるか、当たり障りのない会話が続いているところでは、退屈そうな顔をしているでしょう。

 SPタイプはというと、社交の場は苦手だなあと思いながら、口数少なく、壁の近くにたたずんでいるかもしれません。その一方、パーティで出された料理や飲み物に関心が向かい、自分の好きなものがあるかどうか、量は十分かと気になるかもしれません。

 人が多くてざわざわしていると、うるさくて落着けないと感じ、空気がよどんでいることも気になるでしょう。周りに社交的で、自信に満ちて、きらきらしている感じの人がいると、つい気持ちが引けてしまいそうです。自分と同じようなSPタイプの人が話しやすいと感じることでしょう。

 ⇒本能タイプでわかる上手な人との付き合い方ー6




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